自分を愛せない、
自分を愛すことがわからない、
自分を愛する方法とは……?
・見ていなかった自分の本音に気づく
・鏡の法則と相対性理論
・自分と一致することは世界と一致すること
自分を愛するってどういうこと?
今回は、「自分を愛する」というお話をしてみたいなと思っています。
いろんな本ですとか、コンテンツだったり、もちろんこういった動画とか、読み物でも、「自分を愛する」ということがたくさん書かれていると思うんです。
わたしもそういったご質問を、クラスでも受けることが多くて、いろんなケーススタディがあるんですが。
たとえば、職場や学校や家庭で相手からダメだっていっぱい責められる。
そうすると、自分がダメなんだと思ってなかなか自分を好きになれません、というタイプ。
逆に、自分がこんなに好きなのに相手がそれをわかってくれないということがあって、自分に自信がなくなって、自分を愛せなくなってしまいます、というタイプだったり。
いろいろなパターンがあると思うんです
あとは、年代別だったりとか、今はジェンダーの違いだったりとか、【愛する】ということがどういうことかというのがすごく多面的になっているケースが多いんじゃないかな、と思うんです。
自分の本音とちゃんと一致しているか
わたしはそこで、愛するということは、自分を愛するということは、シンプルにこんなふうにお伝えしたいと思っています。
それは、「自分の本音とちゃんと一致して重なっているか」ということ。
それは、ジェンダーの問題でも、お仕事の問題でも、パートナーの問題でも、全部共通するやり方なんですよ。
相手や問題や、いろんな出来事があっても、そういう出来事を目の前にして、自分のほんとうの本音と、気持ちを重ねていますか? ということを、ちょっと皆さんにお聞きしたいの。
それができてないとき、ほんとうはこうしたいとか、ほんとうはこれをやってみたいとか、ほんとうはこれをこの人に伝えたいという、本音がたくさんあるのに、それを自分にさせてあげないで、演技をしてしまったりとか、ほんとうに伝えたい人に伝えずに、愚痴っぽく友達に話してみるとか……これだと全然解決されないんですよね。
だから、一番本音を伝えたい相手に、本音を伝えているかということ。
そういうふうに、一番自分がしたいこと、という本音を突き詰めてほしいんです、
たとえば今の、ほんとうに伝えたい人に、なぜほんとうのことがいえないの? と言ったら、言いたくない自分がいるんですよね、きっと。
言うと自分が傷ついてしまうとか、相手を傷つけてしまうんじゃないかというところが、出てくるでしょう?
そうしたら、それがほんとうの自分の本音かもう一度確かめてみる。
どうしてそれができないのか、これだった。じゃあ、それがほんとうに本音なの?
というふうに、自分の心の奥の方まで、自分に偽らないというのが、自分を愛することだと思うんです。
本音に本気になる
漠然と、愛って何? ってなってしまうと、具体的な暮らしの中で、わからなくなっちゃうと思うから。
わたしが今日お話ししたいのはね……本音に本気になる、みたいな。
本音を丁寧に扱う。
そして、自分の本音というものが見つかったら、ほんとうはパートナーにこうしてほしい、こうしてあげたいと思っていたんだけど、突き詰めてみたら、それは実は、お父さんとお母さんにこうしてほしいと思っていたことだったなあ、みたいなところまで深まっていく感じ?
そうすると、その本音が、パートナーの問題だと思っていたけど、ご両親とちゃんと会話ができてなかったとか、伝えたかった想いとか、悲しかった想いが、伝えられていなかったという、ほんとうの想いというのを、奥まで入っていってほしいんです。
わたしは愛されてないんじゃないか、と思ってしまうような問題というのは、降ってわいたような不幸というんじゃなくて、ほんとうは自分はこうしたかった、という本音に気付かせるために事件が起こっているだけなんです。
繰り返し、それがこうサインみたいな、合図みたいな感じで、問題が起こっているだけなので、「あ、合図が来たな」という感じで思ってください。
「こんな不幸な出来事どうしたらいいの?」「問題が起こったらどうしたらいいの?」って思わなくていいんです。
問題が起こってしまったら、自分が取り扱っていない本音があるらしい、と思った方がいいですよ。
これは、ほんとうです。全然、ほんとうなんです。
だから、自分が見ていない自分の本音があったみたい……と、「この問題を通して、わたしは今どんな感情になったのかな?」「どんなことをしたかったのかな?」というふうに丁寧に見つめて、掘り下げていきます。
そして、「これがわたしのどうやら本音だった」と見つかったとき。
どうなれば本音なんですか? というと、見つかった印というのは、すごーく、ほっとします。
それが本音だと自分と一致するので、ふわっと安心するような感覚があるんですよ。
だから自分と一致していくことだよ、って最初お話ししたけど、逆とも言えるの。
一致した時が安心するときで、安心したらそれが本音なの。
だからそれがふわっとするまで、やるということ。
自分の気持ちを深堀りすることは怖くない
深堀りする、自分の気持ちを内観していくことは、怖いことでも、痛いことでも、苦しいことでもないんですよ。
めんどくさいことでもなくて。
すごく自分と重なれて、ふわっとこう、温かい気持ちになるものなんです。
自分が幸福なところに、安心できるような気持ちになるまで、本音に潜っていくというのかな。
そういう時間を毎日、そうですね……ほんとうは90分ぐらいは内観してほしいんですよね笑。
一時間半ぐらい毎日。
それが難しかったら、会社や学校に行くときとか、朝お掃除している時間でもいいんですけれども。
自分の本音にふわっとなるまで、見てみてください、
それが、一番最初にお話しした、自分を愛することなんですよ。
自分の本音と一致するほど人から愛される
この安心する時間をたくさん持てば持つほど……なんと!人から愛される!笑
自分が自分の本音と一致すればするほど、両親の問題で一致しただけなのに、パートナーからすごく優しくされたりとか、パートナーとのことを、本音を一致しただけなのに、なかなかうまくいっていなかった学校の先生と、すごく仲良くなれたりとか。
とにかく、一番自分がほっとできてない部分、見てない部分があったものを見て、そこと仲良くなって和解して重なると、世界とも一致するんです。
それが、ちょっと難しい言い方をすると、アインシュタインが言った相対性理論。
この世界というのは、思ったことが外側の世界の鏡、相対になっていて、思ったことがちゃんと映されるという法則があるんです。力学があるんです。
なので、自分と一致すると世界と一致するんです
だから、自分の本音と一致すると、自分がしたかったことと、鏡がパタパタパタ……と一致し始める。
という。不思議なんですよ。
だから、問題が起きたときって、この問題を何とかしようみたいな話し合いやミーティングは、わたしは割と無駄かなと思っちゃうんです。
このへんが新しい見方かなと思うんですけど。笑
時間の無駄ですね。
問題が起きたときは、自分の問題を見ていないから、こうした問題が起きているだけなので、パッと、この問題から自分は下がって、今日はお家に帰ります、とか。
今日はちょっと一人になってみたいと言ってお部屋に戻って、お風呂に入ったりとか。
自分の好きな空間に入って、 どんな問題を見ていなかったんだろうと掘り下げて、ふわっとなった方が、この問題がどんどん解決していくんですよ。
その方が、自分でできて便利じゃないですか?
ぜひこれは試していただきたいことなんです。
要するに、これはさっきお話した鏡の法則を、逆に使っているんです。
自分と一致すれば世界と一致するから、そこを一致させようとして、いくら話し合っても無駄なんです、
ちょっと難しいかしら?
でも手順としては難しくないですよね。
世界と一致するための大きな秘密
自分の本音を見ていく、そうすると自動的に世界と一致し始めるというのを、ぜひちょっとトライしていただけたらなというふうに思っています。
これができるようになるとですね、問題とか関係性が乱れてもなんか笑っていられるようになっちゃうんですよ。
そっちじゃない、ここじゃないから問題は、というのがわかってきて、自分で自分を見ればいいんだ、という自立した気持ちこそが、ほんとうに精神的な自立だよね、というのがわかるようになるので。
周りからも、変わったねと、言われると思います。
この生き方ができるようになるのは、大人っぽくなることだから。
自分で自分の問題を、魔法のように解決できるやり方だから、ちょっとやってみてください、
これは大きい秘密なんだけど、すごい簡単な秘密なので、ぜひトライしてみてください。
自分を愛することは、自分の本音と一致すること。
それが結局、自然と相対性の鏡が起きて、周りの問題も解決してしまうことの秘訣です。
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