Natsuko’s Channel

【NATSUKO’S BAR】フォレスト出版 渕野圭介(後編)

いらっしゃいませ、NATSUKO’S BARへ。

前回に引き続き、フォレスト出版の渕野圭介さんをお迎えしてお話を伺います。今宵も、お酒はご自分でおつぎいただきます。

 

あっ!という感覚

渕野: 毎回仕事とか、人に会うときって、情熱という部分で、その人と一緒にできるというので、やられていったんですか?

奈津子: すごい良い質問です、いい質問なんですけど…どう答えたらいいのか……わたしが、いちばん…あっ!という感じです。
あっ!というのがあっ!た人としか仕事をしません。

渕野: え? あっ!?

(一同爆笑)

奈津子: このカメラを取ってくれている鈴木くんとも、あっ!…というのがあったので、仕事してます、みたいな…。

渕野: もう少し紐解いてもらえますか?

奈津子: あっ!知ってる!! みたいな…終わってる感じ? 
もうすでに会ったことがある…デジャヴ感というんですか? みなさんが言う言葉だと…。もうすでに会っているのを、巻き戻している感じの時に、わたしは、あっ!…となるんです。

わたし、レッスンの中でも、時空の話をすごいしているんですね…時間というのは、ここにしかなくて、時間というのは存在しないことのレッスンにすごく力を入れているんですけれども。
それが合った人と仕事をしている感じがあります。

渕野: じゃあ通常だと、数字でこの人とこれだけ行けるんじゃないかとか、そういった判断とかはしていないんですね。

奈津子: 逆です、あっ!となった人とは数字が作れる、逆です。

渕野: なるほど……。

奈津子: だって、わたしたちは全然ゼロだったじゃないですか?

渕野: そうですね。

奈津子: 関係性もゼロだったし。でも、初めて会ったのにゼロじゃない、何かがあって、サインみたいなのがあって……内側から湧いてくるものなんですけど。割とそこを間違わないんですよ、わたし。

だから、ご縁がある人とはきちんと何年かとかはきちんと向き合う。
で、何かお互いの卒業があったら離れていく、みたいな。

渕野: 奈津子さんって、自分の分野はこれだとかじゃなくて、あっ!ってなった人と、いろんなことをやっている?

奈津子: そうです、そうです!前はアパレルしてましたし。

渕野: 音楽とか、書籍もやったりとか。
いろんなことというよりも、あっ!ってなっているかが仕事。

奈津子: そうそう。決められた人と出会えた、みたいな。だからやります、みたいな感じのコミットがすごく多い。

渕野: そういう生き方していると、ゴール設定するとか、そういう感覚じゃないということですよね。

奈津子: あっ!というのがゴールなんです。

渕野: そんな人初めて聞きました。

奈津子: え? そう? ふーん……。

渕野: 「これ、ゴールありますか?」「あっ!」っていう。

奈津子: だから、もうわかっているから、それを巻き戻していく、というか約束してきたことを、やる。

渕野さんは知らないと思うけど、わたし、あっ!って感覚がいっぱいあって、折々に。
もう一年半ぐらい仕事をご一緒させていただいているんですけど、渕野さんの知らないところで、すごい感動して、何回も泣いててるんですよ、ひとりで。

渕野: あ、そうですか……。

(一同笑)

奈津子: 知らないと思いますけど! 出会えてよかったとか、この場面、夢で見たことがあるときを過ごせたとかいって、すごいひとりで泣いてるの。

渕野: それは、別に報告してくれなくても……。

奈津子: してないけど、してなかったけど!(笑) すごいそういう感じがある人としか、仕事しないです。

 

自分がほんとうに本気で好きなことで生きてほしい

渕野: その、あっ!という生き方が、奈津子さんの生き方ということですよね?

奈津子: はい。

渕野: これって、どんな感じで、鍛えるという言い方は変かもしれないですけど、たとえば、わたしが、あっ!という生き方これからしたいなというときは、どんな感じで生きれば……もう感覚の問題ですか?

奈津子: かんたんに言ったら、こないだお願いして、渕野さん、それをやってくださったけど、ほんとうに自分の本気で好きなことを生きてほしい、というお願いしたじゃないですか?

渕野さんが幸せになってくれないと、わたしも幸せになれないから、部下の人とか、上司の方も,、その繁栄が、インフラが起こらなくなってしまうから、それをお願いと言ったら、すごくいま自分を生きているじゃないですか?
すごくいろんな引き寄せ、好きな、やってみたかった仕事という。

渕野: そうですね、奈津子さんから、好きなことをということを改めて言われて、それで半年ぐらいですかね、半年たたないか…で、いちばんあり得ない分野で、いちばん好きな分野で。
そうですね、仕事が勝手にいちばんいいところから……ドイツの方からピンポイントで入ってきたというのは、すごいなとは思います、
こんな奇跡というか、めぐって、めぐってくるんだという。

奈津子: そうそうそう。
なんというのかな、あ、そうだ!これを言いたかったの。

渕野さんは、前のお仕事もそうですけど、コミットするというか、自分がこれだと思ったことに対して、わたしもさっき、あっ!と思ったらコミットするという話をしたけど、その感覚が、すごいわたしは合うんです。
これだ!と思ったことにちゃんと集中して向き合うという、それを行動するとか、表現するとか、生ききるというようなことが、案外いまできない人の方が多い。

すっと、あとでね……とそらす人が多いと思うので、それって自分の心、内観する心からもそらす癖ができてしまうから、すぐわからないって言っちゃう自分をすごく狭めてしまう生き方があって。
でも、わからなかったらもっとのぞいてみよう、わからなかったらもっと自分に聞いてみようという、ことがわたしはコミットだと思っていて。

渕野: 内観して、自分に聞いてみるのが…コミット?

奈津子: 要するに、何かに専心するというの?
自分の何かを捨てて、これに集中していくという生き方みたいなのが、渕野さんはあるから。

そういうものを持った人は、好きなことをしたときに、ものすごくタイムレスな空間に入りやすくなるんですよ。

だから、みんな、コースの勉強をしている方って、自我というものがなかなか捨てられないから、それを捨てていきたいとか、自分の中の愛と入れ替えたいというレッスンをしてるんだけど、自分を下げて何かに夢中になるとか、何かに捧げるとか何かに奉仕するという、エッセンスが渕野さんにはあるから。

そういう人が好きなことをやると、もう爆発的にシンクロニシティが大きくなるのはすごくわかっていたから、だからすごく渕野さんこそ逆にお仕事にもコミットしがちだし、あまり自分が気乗りしないことでもやろうとしてしまう人だけど、ほんとうに自分の好きなこと、幸せにコミットしたときにその拡散力がすごい人なのはわかってた。

だからそれを言いたかったんです。

その、あっ!て言う生き方、タイムレスな生き方というのは、その好きなことを深めていく、好きなことにコミットしていくみたいな、自分を捨てて、好きなことに夢中になるという。
自分の好きなことのようでいて、自我をなくして好きになっていくって、すごいことなんですよ。
ちょっとマニアックなお話なんですけど。

渕野: わたしは、自我は捨てた方がチャンスがいっぱい来るし、実は自我をやっている流れにはなっているなーと。

奈津子: そうそう、逆にね、その方がね。
自我の扱い方を一回やめている人だから、そこの可能性というかポテンシャル・パフォーマンスの高さをすごく評価してます。

……という生き方が、あっ!という生き方です。

わかる? わかんない(笑)?

渕野: いや、わかります。
いちばんいまやりたいことが降ってきたときに、ビジネスパートナーと仕事をしていて、いちばんあっ!という感覚が強い方から、「これをやりませんか?」という話が来ましたんで。

奈津子: そそそ、でしょ? だから、もうそういう風に生きてるんですよ。
その感じを、わたしはいつも大切にしていて、逃しようがないというか、わかるというか、なんか違う感じがあって、その後の広がりがすごいんですね。
普通に経済的にも広がりますし、コネクションというのか、繋がりとかも、広くなる。
その方と向かい合ったときに、何か自分のステージが変わっていくというような出会いが、わたしの中の、あっ!なんです。

渕野: だから、いろいろすごいことが身近から、周りの方から奇跡が起こっているということですか?

奈津子: そう、そこを逃さない。
その、生徒さんの中でも、それを逃さないようにということを、常に生徒さんに見ているので、生徒さんもそのエネルギーが入ってくるから、見れるようになってくるというところが大事なことかな、と思います。

渕野: なんか、逆にありがとうございます(笑)。

奈津子: そんなことないですよ、わたしの方がいつもありがとうございます。

 

感じ合って仕事をしたい

奈津子: 渕野さん、いまそうやって好きなお仕事をされているじゃないですか、いろいろな繋がりが広がっていって。
そういうときって、次のステージに自分が入ったな、とわかるじゃないですか?
そういうときってどんなお気持ちで楽しんでらっしゃるんですか? いまは?

渕野: どんな気持ち……好きな仕事だけではちょっと会社人だといられないところも、管理職でマネージメントしたりとか、人間関係もあったりで、そういったちょっと何かが起こったりとか、ありますけど……。
そうですね……どういう気持ちかということですよね(笑)

奈津子: そう(笑)

渕野: えーっとね、気持ち……。

そこに、自分が好きということに関しては、思いついたことをどんどんやるというか、考えるより感じて、バンバン形にするというだけです、ね。

それをパートナーというかメンバーで、みんなそんな感じで感覚で仕事をしているので、これやったらいいかんじですね、とお互い「いいね」がどんどん飛び交ってきて、お互いが好きなことをやっているんだけど、パズルみたいにハマっていって完成するという流れですね。

奈津子: え!すごいじゃん。それ、わたしがいつも言っているのと同じ話じゃん。

渕野: あ、そうですか…(笑)

奈津子: 感じ合って仕事をしたいと言っていて。

渕野: 奈津子さんは、そう、そうですね。それはお仕事していて感じます。

奈津子: そうなっているから、自分が自分の役割というピースをすごく大事にして、背伸びしないで自分らしくいれば、いろんな人とつながれるということをしているということね。すごーい!

渕野: そうですね……いまやりたいということで、降ってきたことですと、ある意味、わたしはなんも動いてないと言えば動いてなくて。

周りの人たちはどんどん動いて、いまはそういった状態で。
でも、タイミングというか、いま入らなきゃ、というような、いまは周りがどんどんやっているけれど、このぐらいに来たら自分も飛び込む、という流れの中で、感覚でみんなやっているんで、別にグループのチャットとかでどんどん進んでいっても、スルーしていても何も言われるわけではないんですけども、みんななんか、あ・うんの呼吸でやっていたりしますね。

奈津子: なんか、やっぱり渕野さんもそうなんだね。わたしも感じあうビジネスって、したかったんですよ。

それを、いま渕野さんたちと一緒にやれている、みんなさんスタッフと一緒に…今日も来てくださってるんですけど、応援してくださっているんですけど、そういう方たちと一緒にやれているということがほんとうに感謝で……。

周りの友達に、わたしはほんとうに恵まれていると言われます、周りの環境に。

渕野: うん。その、奈津子さんチームはすごいなと思います、ちょっとけっこう管理職的な感じで見たりするので、現場に入るというより、外側から見ているとこもあるので。
いや、もうなんだろうこの人たちが言うことだったら、わたしは何でもいいというような感じでは見ています。

奈津子: 信頼してくださっている……。みんな生き生きして、のびのび、自分のピースを余すことなく表現している子たちが、揃っているからすごい素敵、きらめきがありますよね。

渕野: 今井さんとか、真似できない。

奈津子: (笑) 知ってる知ってる、わたしもできない。

渕野: あのメルマガ、真似できない。才能開花というか……。

奈津子: あれもやっぱりシンクロだったんですよ。
渕野さんが、やたらと人が足りないと言って面接しているっていうときに忙しくなっちゃって、しばらく、一ヵ月くらい会えないときがあったじゃないですか?いつも会ってたのに。
「何してるの~?」とか言って電話して、「なんか最近会ってないじゃん」とかいって。

渕野: 今井さんが入ってきたきっかけとしては、単なる、何してるの電話……(笑)

奈津子: 最近、電話来ないけど何してるの?というような、夜のお店の人みたいに、まさにそんな形で(笑)。
「面接していて、僕、忙しいんですよ」みたいになって、「そんなことわたしに最初に言ってくれてらいいのに、すごい素敵な大学を卒業した女の子2人が仕事をしてないでいるよ」みたいな、ちょっと連れてくよ、みたいになって。
でいま2人…、ね?

渕野: 奈津子さんからご紹介していただいた方々が、メンバーに入っていただいて。そこからじわじわハマっていって、すごいいい流れが。

 

頑張らないということ

奈津子: まー(安田)もすごいね、すごい素敵な子で。
前はちょっと大変だったんですけど。いい子なんだけど頑張りすぎちゃうからね。
すごい仕事しすぎちゃって、頑張りすぎちゃってね。

渕野: 頑張りすぎはダメって言いますよね。

奈津子: ダメですダメです。

渕野: 頑張らないっていうのは、頑張っちゃだめっていうこと?

奈津子: ダメです。頑張っちゃうというのは不足から始まっちゃうから。
自分が足りないから補おうとするエネルギーなので、いちばん自分に足りないものしか得られないから、いちばんやっちゃいけない。

渕野: じゃあエネルギーの種類が違う……

奈津子: 違います。

渕野: たとえば、メンバーで、最強メンバーを組む場合というのは、奈津子さん的な視点でいうと、頑張っている人を入れたりあんまりしないんですか?

奈津子: いちばん最初に外します! あの、いいですって思っちゃう、頑張らなくなってから入ってほしい。

渕野: 頑張らない人というより、あっ!という感じのメンバーを入れているということですよね。

奈津子: そうですね、愛を生きたいと思っている人か、愛に開いている人か、どちらかです。
どちらも動機が愛の人。

なんか繋がりを見れるとか、繋がりを見たいと思っている人とか、うまく見れなくてもいいんですまだ、でもそれを生きてみたいと思う人、はウェルカムですね。

渕野: チーム内でも奈良さんとか安田とか、メンバー見ていてもすごい愛は溢れた仕事の仕方をしているなというのは感じるんで。

奈津子: 彼女や彼らたちは、渕野さんとも一緒で、自分の自我を一回下げられるところがある、下げて誰かのためにって夢中になれる。
その条件なく、楽しくそれをやれるという、それが、嬉しい、楽しい、と思える子たちだから、すっごいやりやすいですね、かわいらしいですし。

だから、そういう人と仕事をしたいですし、もし、仕事って何ですか? と聞かれたら、そういうところを伸ばしたい。
これから仕事を教えてほしいという、小さいことか若い子が来たら、誰かのために働くことが喜びだ、と思える気持ちというのが、どうしたら持てるかとか、どこにその気持ちがあるのかというのを、覚えるような子がいいかな。

渕野: じゃあ、面接……(笑)

奈津子: そうね、このBarに連れていらして?

渕野: 次から写真持ってきます(笑)

奈津子: そうですね。そうでした(笑)

 

……ということで、なんかいろんなお話を初めてできたこともあったし、初めて聞いたこともあって面白かったし、渕野さんが、次のステージのご自分のお仕事をしながらも、自分の心を何か、あっ!て気づいていって変わっていくところも一緒にいれて嬉しいですし。

なんか、わたしたちチームの影響、強いですよね? 入りましたよね(そのエッセンス)、渕野さんも。

渕野: そうですね、おかげさまで、色々人生を変えていただいて(笑)

奈津子: そうですよね、わたしもなんかそれが嬉しくて、なんかよかったなーって。

渕野: そうですね。
改めて気づかされてり新しい発見があったり、愛に生きる、ほんとうの部分を気づかせてくれたりとか、生きてるんで、そこを見るというのが、やっぱりこうしなきゃじゃないけど。
すごいなと思って、自分も見習おうと思ってやらせていただいています。

奈津子: わたしがかつて何場面か渕野さんの前で、泣いたときというのは、渕野さんが自分じゃない自分を生きようとしたときにわたしは泣いたんです。

渕野: はぁ…そうですか…。

奈津子: 気づいてないと思うけど。

渕野: そうですか、わたしのせいだったんですね。

奈津子: なんでそっち行っちゃうの…それ、渕野さんが悲しくなるやつ……とか、悲しくなって。
けっこう、わたし何回か泣いたじゃないですか?

あれは、疲れて泣いたっていうのもありますけど、仕事が。
それはなんで疲れたかというと、渕野さんが違う方に行くと、疲れちゃうんです、
そういうのがわかってくれて、そうすると渕野さんが、はっ!てなって、なんか戻ってきてくれて、いまこういう感じになっているから、嬉しいなと思っています。

わたしいつも真剣ですから、みなさんに。

渕野: (笑) あ、まとめですか。

奈津子: こんな感じのBarです、また来てください。

渕野: いいんですか?

(一同笑)

奈津子: 自分で注ぐけど…わたし注がないけど自分で注いでくれたら…来てください。また、待ってます。これからもよろしくお願いします。

渕野: このお店は、いつでも空いてるんですか?

奈津子: いつでも空いてます、とても美味しいシェイクとかお酒とか、お料理もおいしいですよ。
FISH&CHIPSとかもすごくおいしいので、いまは、撮影なんで音がないですけども、いつもは素敵な音楽も流れていて。

The Shake Chips & Tokyo

渕野: 表参道、昼もやっているんですか?

奈津子: ランチもやっています。UBER EATSもやっています!(笑)
お気軽に、どの角度からでもご注文できますので。

渕野: オーナーじゃないですよね?(笑)

奈津子: はい、オーナーは、いつもわたしたちの音声とかを収録してくださっている、南部さんのお店です。

渕野: じゃあ、もしかしたら奈津子さんに会える……

奈津子: はい!割と、ここにいます。家も遠くないので、ここから。

なんかやりたいですね、こういう場所で。
みなさんとお話しできる直接会みたいなのもやりたいなと思っているので…こういう対談とかも見に来ていただいたりとか。
長いお時間見ていただいて、お話していただいて、ありがとうございます。

渕野: ありがとうございました。

奈津子: これからもよろしくお願いいたします。大好きです。

渕野: (笑)

 

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