Natsuko’s Channel

セルフイメージは上げちゃダメ?

セルフイメージが低い、
セルフイメージを上げたい、
セルフイメージを書き換えたい、

そんな、あなたへ……。

 

・セルフイメージはあげちゃダメ?
・比較と優劣があると〇〇が止まらない
・パズルのピースに例えると……?
・認める=愛

 

 

セルフイメージを上げる

 

セルフイメージ(英語:self‐image)

それでは、今日はセルフイメージというテーマでお話してみたいなと思っています。

もしかすると、みなさんは、コーチングのお勉強をしていたりとか、自己啓発のレッスンを受けていらしたりとか、心理学のお勉強をされている方なんかが、「セルフイメージを上げていこう!」だったり、ビジネスで売り上げを上げていくときに、「こういう自分、あるべき自分を持つことが大切!」とか、あとは恋愛とかで「自分が幸せになるセルフイメージをたくさん持っていきましょう!」というような、お勉強やレッスンをされている方が多いのかな、と思うんですね。

なんですが……わたしは、みなさんが頑張っていらっしゃるとしたら、逆の話をして大変申し訳ないんですけれども、セルフイメージは上げちゃダメです!(笑)上げちゃうと、危険(笑)

全然違う自分になろうとすることによって、比較が生まれたり、劣等感が生まれたり、優劣というのが、自分の中から結局終わらないですし、比較と優劣があると、嫉妬も止まらないんですよ、分析が止まらないから、
嫉妬に苦しんでいる方は、理想の自分とか、理想の何かとか、必ず、「何かと自分」とを比べる二極を作っているので、ずっと苦しいんです。

なので、わたしは「セルフイメージを上げるのは、やめた方が幸せになれる」と思っているんです。

 

ひとりひとりがパズルのピース

どうして、セルフイメージは上げない方がいいと思うかというと、わたしは、みなさんおひとりおひとりをパズルのピースのひとつひとつに例えて、いつもクラスでお話してるんです。

ジグソーパズルのピースというのは、ピースのひとつが凹んでいて、後の3つが凸っているピースや、全部が凹んでいるピースや、いろんなピースがありますよね?

たとえば、自己啓発やコーチングのトレーニングで、何かできるような自分になろうとしてしまうと、ご自分が元々、「この2つは得意だけど、後の2つは苦手なんだよね」とか、「数字を見ることは得意ですけど対人関係は苦手です」とか、「対人は得意だけど、細かい事務をやるのが苦手」とか、いろいろあるじゃないですか、人って。

だから、できない部分を努力してできるようにしてしまうとですね、みなさんは、ピースでつながっているじゃないですか、職場でも、ご家族でも、学校のお友達でも、ご近所でもPTAでも、つながっている。
それは、できないところにはできる人がハマるようになって、完璧なひとつの絵になっていると、わたしは捉えているんです。
なので、できるように全員がなろうとしたら、ピースの形が全部凸って人ばかりができてしまって、みんなで助け合うというか、補強しあうような絵ができなくなっちゃうじゃないですか。

自分がここが得意だから、それが苦手な凹んでいる人とパッと出逢うことができるために、その特技を持っているのに。
逆に言うと、これができない人は、できる人にこれを教わるためにできないという、できないことを助けてもらうために、できないままなのに、「できないことが宝物」というか、出逢いのすばらしさが隠されているのに、自力で一人でできるようになってしまおうとすると、出逢えるはずの人と出逢えなくなっちゃうんですよ。

大きなすばらしい絵がパズルで描けなくなっちゃうような、どちらかというとわたしはそっちのイメージがあります。

 

セルフイメージを上げるのではなく、ただ自分を認める

セルフイメージで完璧な自分に、全部ができるようになろうとする、イメージを上げようとするよりは、ご自分がどんなことが得意で、どんなことが苦手か、どこが凹んでいて、どこが得意で、秀でているのか、という形をよく内観して、見つめることの方がいいと思っているんです。

そうして見つめるでしょ?
見つめて、じゃあここは凹んでます、ここは得意が多いですというのを見た後に、「何かすることはあるんですか?」
「自分の得意なことができない人を与える人を、探しに行った方がいいんですか?」とか、「自分ができないことを教えてくれる人を探した方がいいんですか?」とか、そういうことはしなくていいんです。

これが苦手、これが得意という、自分のピースの輪郭を、認めるだけでいいんです。

 

認めるということは「愛」

認めてしまうと、認めるということは……、「愛」という言葉があるでしょ?
認めるということは愛ということで、それを「そのままでいいよ」という風に、大切にしてるじゃないですか。
批判もしないし。

だから、これが自分なんだなあ、これが形なんだなぁと認めると、愛が作動してしまうので、愛というのは、バウンディングというか、引き寄せていく力がすごいので、パッとその人が急に現れちゃうとか、すでにいたのに気づかなかった!みたいに、すでにそういう人が、パズルのピースが揃っていることに、逆に自分が気づけるようになってしまうんです。

頑張って特技を増やそうとしていたときには見えなかった、この人との、あの人との、あの方との、深いつながりという出逢いが、逆に頑張るのをやめたときに、もう一度出逢えたり、新しい引き寄せが起こって……愛は引っ張ってしまうから、認めることは引き寄せてしまうから、そういう出逢いが増えちゃうんです。自動的に。

だからわたしは、「セルフイメージを上げて幸せになりたい」と、思っていらっしゃる動機は認めます。
それはすごく素敵なこと。
だけど、セルフイメージを無理やり上げてしまうと、そこから遠のいてしまうから。

 

自分のできるところとできないところを味わってみる

幸せになりたいのでしたら、逆に自分の輪郭を、できることもできないことも、素直にどちらも等しく認めるだけの方がいいと思います。

もし、よろしかったら、今日それをぜひやってみてください。
会社に移動しているときとか、ちょっとした休み時間とか、ランチの時間とか、たまには一人で自分を見つめる時間もいいかなと思うので。そういったときに、自分の得意不得意を見て、できない自分はダメだなぁ、じゃなくて、ここできないなぁ、みたいな感じで。ただそう思って認めるだけでいいんですよ、わたしもいつもそうしているんです。

ここできないなって感じで、むしろ強めて、できてないなって、改めてここの凹んだところを自分でなぞっている感じなんですね。

ああ、ここもできてなかった、ここもできてなかった、ってなぞってるだけで認めることになるので、それをできる人が現れてやってくださったりとか、ほんとうにそういうことが起こってしまうんですよ。

具体的な話をしますと……わたしはこないだお引越しをしたんですけども。
あまりの忙しさに、何の荷物の荷造りもしていない状態で、明日はトラックの方が来ちゃう、というときに、わたしの同級生の女の子が「なっちゃん、それはまずい」と言って、荷造りに突然来てくださって、しかも泊まってくれたという。
すごくテキパキ綺麗にお掃除をしてくださる方なんですけども。
現れて、娘の菜花さんもテキパキしてるのでやってくださって、あっという間にお引越しができました、

要するに、わたしはできてないなぁって、忙しさに何にもしなかったという自分を、ほんとうはちょっと責めたりした方がいいところなんですが(笑)責めずに、ああ…と思っていたら、パーッと手伝ってくださって、あっという間にお引越しができて、みんなに早いねって言われたんですけど、わたしのおかげではない、という。
みなさんが来てくださって、できちゃったことなんです。

 

セルフイメージを上げるのをやめると……

なので、セルフイメージを上げる方法ではなくて、セルフイメージを上げるのをやめて、ご自分のできるところとできないところを、味わってみるというか、なぞってみる、そうだなぁって思ってみてください。

そうすると、みなさんの生活でほんとう、にあっという間に、もう一度出逢えたり、もう一度相手がこんなことを欲しがっていることに気づけたり、新しい出逢いがあったりして、暮らしが楽しい出逢いのシンクロニシティで、キラキラしてくると思います。

不思議ですよね?
キラキラしたいからセルフイメージを上げようとしてたのに……そうしない方が出逢いが増えるという、今日は面白い法則をお伝えしてみました。

 

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