Natsuko’s Channel

相手の気持ちを知る方法

気になるあの人の気持ちが知りたい、知りたいけど聞けない……そんなあなたへ。

 

・恋愛では、相手の気持ちを「知る」のではなく相手の気持ちを「聴く」こと

・相手の気持ちが分からない時は対話が必要ということ

相手の気持ちを知りたい

今日は「相手の気持ちを知る方法」というご質問をいただいたのでその話をしたいなと思っています。

たとえば、男性の気持ちの傾向のパターンとか、女性のこんな時のメールはこんなふうに返したら女性が喜んでくれるんじゃないかとか、心理学的に相手がどんなふうに考えているのか、相手の気持ちを知るコツとかがあったら教えてくださいとか。
特に恋愛で悩んでいらっしゃる方、人間関係で悩んでいらっしゃる方に向けて、ぜひこれに答えてください、って言われたんですね。

わたしの考え方なんですけれども、わたしは特に恋愛とか、あとは大切な人間関係ですよね、そういった時に「こう考えているな」「ああ考えているな」というのが分かるようになることよりも、「どう考えているのか、気持ちを教えて」と素直に言える人になることの方が、特に恋愛では大切なような気がするし、それをやるために恋愛しているような気がします。

「あなたのこと教えて」と言うことで、触れ合うというか、対話をすることが恋愛だから、言葉でも、心でも、体でもね。
それを対話することが恋愛だと思うから、対話しないで相手が分かるというのはもったいなくないですか?
対話のために恋愛しているのに。

だから素直に聞いていく。
「このメールの意味はどういう意味だったの?」とか、「このあいだこう言っていたのはどういう感情だったの?」とか「どんな気持ちだったの?」とか。
聞いて良いと思うんですけどダメですかね?

わたしなんか「どんな感情だったの?その時」って相手に聞かれたら「聞いてくれたんだ」と思って「こんな感情だった」「あんな感情だった」ってそれが嬉しいですよ。
「あ、そうだったんだ」って「じゃあ悲しませちゃったね」とか「喜んでくれて嬉しいよ」とかって言ってくれることが嬉しいから、わたしはそう思います。

これって、恋愛のスタートの時に、この人がわたしの方に向いてくれているかどうかがメールでやり取りしなくちゃいけなかったり、相手が仕事が忙しくて、わたしのメールが重いんですかねとか、気持ちを知りたいみたいなのがあったりする時のご質問かなと思うんですけど、そういう時こそ聞いたら良いと思う。
「どんな気持ちだったの?」って。

わたしは聞かれたら嬉しいですね。
わたしの気持ちを大切にしてくれるから聞いてくれているんだなって思うから嬉しい。
でも男性だったりすると恥ずかしかったり、女性でもツンデレの方だったりすると恥ずかしくてそんなこと聞かれても逆のこと答えちゃったりとか、言えないということもあるかもしれないけど。

ちょっと相手がツンデレ傾向にあったりとか、シャイで意地っ張りだったり無口だったりする場合は、そういうのを待ってあげるというか、見ていてあげるというか、照れているのを見ていてあげるというか。
そういうことが一番相手の気持ちを知れる方法のような気がするんですけどね。
わたしはそういう時間好きですけどね。

相手のことを知りたいなと思って、分からないなと思って、今度デートする時に聞こうみたいな感じ。
でも、わたしの場合すぐ忘れちゃうので、よくメモしておくんですけど、「何だっけ?」みたいになっちゃうので。
知りたいのに忘れちゃうという。

その日会って、また楽しいことがあると忘れちゃうんですよね。
前に聞きたいなと思ったことを忘れちゃうから、なるべくその日に電話したりとか、なるべくその日にメールしたりとか、忙しくて会えない時はね。

割とその場で聞かないとわたしは忘れちゃうので、質問さえ忘れちゃうから。
だからその場ですぐ聞いたら良いと思います。

 

対話が必要だからこそ相手の気持ちがわからなくなっている

たぶん、これを言えないという人の悩みなんだと思うんですね。
相手の気持ちを知りたいのに、知りたいって言えないからどうしたらいいんでしょうか?という話なのかなって思うから。
何で言えないんだろう、というところを見た方が良いような気がする。

自分が一番凄いシャイなんですよね。
恥ずかしがりなんですよね。
だから恥ずかしいということをオープンにしてくために恋愛しているだけだから。
オープンにしてくことの方が良い。

逆に自分が心理学に長けていて、ああだのこうだのって先に分かってしまって先回りして動いていってもわたしは恋愛って成就しないと思う。
だって対話するために恋愛するからから。
だからちょっと不器用だったり、ぶつかっていったり、そういう方がちゃんと向き合うという。
少しすれ違っちゃったりしたとしても向き合っていく。

嫌われることが怖くて先に知りたいみたいなのは、その動機が別れちゃう。
だってそう思っているんだもん。
それが伝わっちゃってそうなっちゃうから、そういう自分を否定的に蔑んだような見方で相手を知りたいって思っているんだったら、それは違う。

逆に相手がご病気だったりとか、悩みが深かったり、ちょっと仕事が忙しくてストレス性の鬱っぽい状態で、相手とか彼とか彼女のことを察しながら動いてあげたいという、そういうポジティブな意味で知りたいんです、という方がいたとしても、やっぱりわたしは察して動くということじゃなくて良いと思う。
やっぱり聞いていくこと、対話していくことの方が良いと思うな。

分かんないってことは、相手の気持ちが、対話した方が良いから分かんないようになっているんですよ。
わたしは結構、以心伝心称賛派なんですね。
察していけば良いじゃんって思っている。
ずっと見ていれば分かるじゃん、相手を見ていればこういうのが好きか嫌いかとかは分かるじゃん、というタイプなんですけど。

それでも、わたしも分からなくなることがあったりするんですよ、対話の中で。
生徒さんにもありますし、人間関係の中でとか。
その時というのは逆に対話した方が良いから急に分からなくなるんですよね。
だから投影があるから分からなくなるってもちろんそうだし、見えてないから分からなくなる。

だからこそ、投影とかそういう時って対話した方が良いから、予想していこうってやっちゃう方が、むしろもっと疑心暗鬼のスタートから始まっているから関係性が成就しない。
だから聞いていったら良いと思う。

わたしなんか割と学校の先生にそれをよくやっていたんですよね。
わたし結構小さい頃の方が共感覚、エンパス能力がすごい高かったので、先生から授業を受けていたり、お話聞いていたりするときに、先生が他の別のことを考えているということを感じちゃうんですよね。

ご家庭でお子さんが進路でもめているとか、奥様と何かあったとか、個人的に職員室で何かあったとかを感じやすいタイプだったので。
だから放課後に先生が教室に1人残っていたりとか、職員室とか研究室とかにいたりすると、お部屋にわざとこっそり行ったりして、何かお話ししたり話しかけたりする子だったんですよ。

対話ですよ、やっぱり。感じていてもやることは対話というか。
小さい頃のわたしの方が優しかったんですよね。
子供ってやっぱり才能があるから、優しくてそれをバンと言わないんですよね。
小さい頃のわたしは。何となくこういうもので先生が今日悩んでいたんだな、というのを感じて、それを言わないんだけど、先生を笑わせに行ったりとか、先生の好きな物、好きだって言っていた絵を描いて持って行ってみたりとか、そういうことをやる小学生とか中学生、高校生だったような気がする。

 

相手の気持ちを知りたい、と祈る

だから気持ちって正解を知るためにあるわけじゃないというか、今の話でも気持ちを分かっているんだけど、わざと言わないでそばにいるってやり方もあるし。
知っていても言わないし、知らなくても知らないままそばに行って、教えてという。

向き合うためだけだからhow toはあんまないような気がするというか、how to入れない方が良いと思うな。大切な人には。

とにかく会いに行ったり、電話かけてみたり、メールしてみたり、スタンプ送ってみたりして相手に寄り添うということ。
思っているだけでも、スタンプもしない、メールもしない、電話もしない、会いもしなくても、思っているだけでも、それはすごくふんわりとしたものが絶対相手に伝わるからそれで良いと思うなって思うんです。

あとはやっぱり、相手の気持ちを知りたいなって、わたしだったらすぐ祈っちゃいます、神様に。
「相手の方の気持ちを知りたいからサインで教えてください」とか。
わたしも相手も幸せな形でそれを知れる経験を体験したいから、それをオーダーしちゃいます、お祈りで。

それが出来てありがとうとか、それが出来ているなと思うと、やっぱりそういう忘れっぽいわたしでも、ちゃんとそれを思い出させてくれて、保留になっていた知らなかった、知りたかった気持ちをキュって知れるようなチャンスとか、メールとか、電話とか、ちゃんと来ます、祈ると。
疎遠で遠い人、大事な昔のお友達だったりとか、引っ越してしまった方でも、祈れば、ちゃんとちゃんと1ヶ月以内ぐらいには連絡来ますよね。

だから、のびのび相手の気持ちを知りたいという自分を抑えないというか、知りたいってそれを思わせてあげる、自分に思わせてあげて、良かったらお祈り、10秒で出来るのでお祈りして、その経験をしてみたいって思うと、それが必ず運ばれる。
運ばれなかったこととかないですよ、そういう風に大切に思ってこういう経験をしたいと思ったら、それは絶対出来ます。

しかもわたし何年も待てるし、もしそれがすぐならないことだったとしても、何年とかも平気で待てちゃうから、のんきなのかな。
みなさんの速攻、早く、みたいなところとずれちゃうのかな、それだったらごめんなさい。
でも割と1ヶ月以内ぐらいに、お付き合いしている方とか、今お付き合いしているお仕事の方とはちゃんとそうやって繋がり直しています。

知りたいって素直に思うことで良いと思う。
相手の気持ちを知りたい、だけどわたしは出来ていないとか、知りたい、だって怖いからとか、「わたし知りたい、でも……」という自己否定が後ろに隠れているとゴチャゴチャになるんですよ、その関係性は。

だから、「知りたいな」で良いんですよ、「知りたい、教えて欲しいな」で良いんですよ。
そうすると、その経験が来るという単純なこと。
知れないわたしはダメだ、とか裏でやっているとこじれるから、そんな感じでしていった方が良いかな。

だからわたしは相手の気持ちを知るという心理学というよりは、相手の気持ちを知る時の対話力、対話するってことに気持ちをオープンにしていく。
シャイだったらそういう対話の場面をシャイなわたしなりに持てるようになりたいって思って良いというか、願って良いというか、祈って良い。
そうするとその経験は必ず来ると思います。

わたしのお話はいつも至極単純で子供みたいで申し訳ないんですけど、でもたぶん楽しいと思います、それだと。
だってやっぱり触れ合いたくて、対話したくてその方が好きだから、だから知りたいから。
自分にそのことを許してさしあげてください。

今日もお話を聞いていただいて本当にどうもありがとうございます。

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